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気持ちが伝わる歌

今日は
気持ちが伝わる歌
について研究したいと思います。


ヴォーカリストさんの悩みごとに
「どうしたら気持ちが伝わるように歌えるか」
っというのが、意外と多いと思います。


気持ちを込めて歌っているんだけど
なかなか思ったように相手に伝わらない
という悩みが多いのではないでしょうか?


ワタクシにメッセージを下さる中にも
そのことで悩んでいる方が
何人かいらっしゃいます。


で、そのことについて
色々と調べた結果をご報告致します。


まず、気持ちが伝わる
ということはどういうことからです。


色々と解釈の仕方がありましたが
ワタクシがこれだなっと思ったのは
「相手が自分の思った通りを理解する」
ではないかと思います。


つまり、自分の言動や行動によって
相手が全くその通りだと思うこと

という訳です。


この解釈なら
「自分はそんなつもりで言ったんじゃないのに…」
っという、誤解も成立することになります。


次に、ではなぜ誤解が生まれるのか
についてです。


これも色々とありましたが
ワタクシが選んだ答えは…
自分の勝手な思い込みから
だいたいの誤解は生じている

っというものです。


この言葉を読んだ瞬間
「なるほどっ!」っと思いました☆


例えばなんですが
あなたには凄い好きな人がいるとします。

まだ片思いです。

でも、かなり前に告白はしました。


かなり前に告白をして
現在も片思いということは…
あなたはその方とお付き合いはしていません。


しかし、どうしても凄く好きな人が
諦めきれないあなたは
電話をしたり、メールをしたり
プレゼントを贈ったり、食事に誘ったり…
など、ありとあらゆる手段を試みて
その方に気持ちが伝わるよう努力しています。


しかし、その方の返事は
いつも「ごめんなさい!」の一点張りです。


「もっと熱心に語りかければ…」
「自分の思いの丈を上手く表せば…」
「雨の日も風の日も帰りを待っていれば…」

など、あなたはありとあらゆる手段を考えて
とにかく自分の気持ちが伝わるように
一生懸命努力しています。


しかし、その方からは
「ごめんなさい…」の一点張りです。


それどころか、「いい加減にして下さい」
終いには「迷惑なんでやめて下さい!」
などと言われてしまう始末…(;´▽`A``


これと同じことが
歌の世界でも起こるとワタクシは思います。


ポイントは…
とにかく自分の気持ちが伝わるように
っというところにあります。


ご自分で歌を歌う際の
メンタル面を思い返した時や
終わった後の感想を人に告げる時
「気持ちが伝わるように歌いました」
「とにかく心を込めて歌いました」

など、という返答が多いかと思います。


確かに、気持ちを込めて歌うことは
大切なことだとワタクシも思います。


しかし、それは会話をする際も同じように
歌を歌う際も心を込めるのは
当たり前の行為

なのではないでしょうか?


それよりも大切なのは
自分の勝手な解釈や思い込みを
聴いている人に押し付けないようにする

っということだと、ワタクシは考えています。


ワタクシ(皆さんもそうかもしれません)は
一方的に主張してくる歌が苦手
失礼ですが、全くと言ってよいほど
共感できない人間 でございます。


逆に、聴き手に寄り添ってくる歌は
無意識レベルで共感してしまう人間

なんでございます。


ヒットチャートに入るような
素晴らしい楽曲を歌っている方に共通しているのは
この、聴き手の想いに寄り添ってくる
っということだと、ワタクシは考えています。


従って、自分の想いばかりを込めた歌は
共感を得ることがなかなかできない
ということが発生する訳です。


やはり、聴き手あっての商業音楽ですから
どうしてもリスナーからの共感というのが
一種のバロメーターになってくると思います。


歌=人間性・歌=人生
っという言葉もあるので
他人に共感してもらえるコミュニケーション
ができる方は、やはり強いと思います。



今日の研究レポートはここまでです。