裏声とファルセット
今日は
裏声とファルセット
について研究したいと思います。
音声学というものが存在しまして
その音声学上では声区という考えがあり
低声区・中声区・高声区
という、3つに分類することができます。
ちなみに、声区とは…
声帯の振動形態(声帯の震え方)
のことを言います。
何こっちゃ分からない人は
おそらく、何とな~く知っているだけでも
大丈夫だと思います(笑)
この、声区ですが
低声区を胸声区、高声区を頭声区
という、2つに分類する場合もあります。
そしてさらに
仮声区=ファルセット という作り声を
その上に置くという考え方があります。
なぜ声区を研究したかと申しますと
声区の字を見てもらえば
発声時のヒントになるのではないか?
と思ったからです。
低声区は、別名「胸声区」とも言います。
つまり、低音で歌う場合には
胸に響かせるように歌うと良い
というヒントが隠されている訳です。
ヴォイストレーニングを習っている方でしたら
おそらく、1度くらいは先生に
「声を胸に響かせるように歌って~」
と言われたことがあると思います。
おそらく、それは
低い音程のところで
言われたのではないでしょうか?
漢字というものは、それ自体で意味があるので
専門的な知識がない方でも
漢字を見れば何となく分かると思います。
同様に、高音で歌う場合には
頭に響かせるように歌うと良い
ということになります。
ファルセットの出し方については
こちらの記事でも書いております。
videomarketing.hatenadiary.com
それから、ファルセットをマスターするためには
身体と呼気の使い方と声帯の使い方が
非常に大事な役割を果たします。
しかし、1度にたくさんの知識を詰め込んでも
情報の消化不良を起こしてしまうので
1つずつゆっくり研究していきたいと思います。
では、今日のところは
低音は胸に響かせる
高音は頭に響かせる
ということで締めたいと思います。
今日の研究レポートはここまでです。