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努力が先か才能が先か

今日は
努力が先か才能が先か
について研究したいと思います。


なぜこの研究テーマかと申しますと
先日、歌のレコーディングをプロデュースする
というお仕事をしてきました。


その際、歌った女の子たちが
「上手く歌えなかった…」
と、ほぼ全員落ち込んでしまっていたのです。


自分では一生懸命歌ったけど
録音された自分の歌を聴き直してみたら
意外な結果に愕然とする…
実は、よくあることなんですね。


「自分には才能がないのかなぁ…」
「ワタシって音痴だなぁ…」

という感じに落ち込んでしまっていました。


でも、そういった場合に
いつもワタクシが心掛けているというか
信じている根本思想があります。


それは…
努力が先か才能が先かと言ったら
もちろん努力の方が先である

という考え方です!


その考え方を伝えるために
いつもレコーディングを終えて
落ち込んでいる方がいた場合に
かけている言葉があります。


それは…


今までに、音楽の勉強というものを
ちゃんとしてきたのなら落ち込むのは分かりますが
過去を振り返ってみて
ただ学校で歌ったり、カラオケで歌ったりだけで
ちゃんとしたレッスンを受けていないのだったら
落ち込む必要は全くありません。

逆に、落ち込むことの方が色々とムダだなと
ワタクシは思っているくらいです。

なぜなら、音楽は学校の勉強と同じで
ちゃんと勉強していなければ
答えが分からないのと一緒なんです。

勉強していないのに
テストを受けても良い点数は取れませんよね?

同じように、音楽の勉強をしていないのに
レコーディングをしても
結果的に良い歌は録れません。

だから落ち込むのではなく
今日から「ちゃんと勉強しよう!」という
ポジティブな気持ちで
今日の悔しさを噛み締めて下さい。

そう考え行動する方が
あなたの将来のためにもなりますし
成功への近道になるとワタクシは信じています。


言葉は違えど、レコーディングの後に
落ち込んでいるヴォーカリストさんがいたら
必ずこのことを伝えるようにしています。


ですから、本気でプロになりたいと
心の底から真剣に考えている方々が
もし、このブログをお読みになっていましたら
今の今から、本気で音楽の勉強をして下さい!


ガリ勉という言葉がありますが
まさに音楽のガリになって下さい!


ひとつ言わせて頂きたいのは
音楽のガリ勉もしないうちから
「自分には才能がないのかなぁ…」
なんてことを考えるのは禁止中の禁止です!!


既にレッスンをされていて
「ちゃんと勉強しているのになぁ…」
と伸び悩んでいる方がいらっしゃいましたら
努力するベクトルを変えてみて
と大きな声でアドバイスさせて頂きたい!


意外と、非効率的な努力
をされている方が多いのです。


そしてこれからは
何かにつまずいたら
自分は才能がないのではなく
努力する方向が違っているのでは?

と考えるようにして欲しいです。


才能よりも
まず努力が先なのです♪



今日の研究レポートはここまでです。