耳をケアする
今日は
耳をケアする
について研究したいと思います。
ケアすると言っても
”耳そうじ”ではありませんよっ(^▽^;)
広い意味で、気配り・メンテナンス
という解釈で捉えて頂きたいと思います。
「耳のメンテナンスって何じゃい?」
「どうしてこれが歌唱論なの?」
と思われた方もいらっしゃると思います。
これは、ワタクシも実践している
耳を休ませる時間を作る
ということと、もうひとつは
歌が上手い人は耳が良い
という傾向が強いことからです。
まず、耳を休ませるために…
音を聴かない時間を作ってみる
ということが必要になってきます。
それはなぜかと申しますと
耳という器官は、皆さんもご存知だと思いますが
大音量で音楽を聴いたりすると
聴力が落ちてしまう
という性質を持っている器官だからです。
色々調べたところ
例え5分であっても大音量を聴くと
聴力が衰えてしまう危険性がある
という資料も出て参りました!
これを確認するためには
大音量で5分音楽を…って
ワタクシは怖くて実験できません・°・(ノД`)・°・
なぜならば、音楽家であるならば
耳は商売道具のひとつであり
決して質を落としてはいけない部分
であるからです。
それが、ヴォーカリストでしたら
なおさらのことだとワタクシは考えています。
電車の中とかで、iPod(デジタルプレイヤー)などで
もしかして大きな音で聴いてませんか?
周りに対しての音漏れも迷惑ですが
それより、そんなことをしていたら
大切なあなたの耳が壊れてしまいます(´_`。)
この記事を読んで下さっているヴォーカリストさんへ
歌う方ばかりを考えたり練習するばかりでなく
音を聴き取る耳の方も
同じくらいの気持ちで労る
ということをしないと
何年後かに後悔するかもしれません…
実はワタクシも、若い頃は
バリバリ大音量で聴いていたひとりでした。
電車の中で、隣の人から
「音が漏れててうるさいよ!」
っと注意されてたことも頻繁にありました。
それで、25歳くらいの時に
ようやくこのことを重く受止めるようになり
今では、必ず耳を休める時間を作る
という感じになりました。
ヴォーカリストさんの次に
耳に気をつけなければならないのは
レコーディングエンジニアさんもそうですねぇ~
実は、人間の耳というのは
構造上、20歳くらいをピークに
高音から徐々に
聴こえずらくなってしまう
という悲しい作りになっているんです…
なので、ほっといても年齢を重ねると
20000kHzから順に聴こえずらくなってきます。
ですから、ただでさえ衰えていく聴力に
大音量で負担(ダメージ)を加えたら
”10代で難聴”ということにもなりかねません!
ワタクシも、もっと早くこのことを知って
10代くらいから耳のケアをしていれば…
という気持ちでレポートをまとめさせて頂きました。
発声や歌う方ばかりではなく
聴く方(耳)をもっとケアすると
スキルアップにつながると思います♪
今日の研究レポートはここまでです。