耳を鍛え直したら…
今日は
耳を鍛え直したら…
について研究したいと思います。
昨日の研究レポートでは
ロングトーンを鍛えたら…
ということをテーマに研究しました。
それに当たり、ワタクシの持論は…
耳を徹底的に鍛え直す
ということが大切であると唱えました。
本日はレベル10について
つまり最後についてご紹介致します!
レベル1が『言い訳しないでやる決意』で
レベル2が『基礎体力のトレーニング』で
レベル3が『腹式リップロールを行う』で
レベル4が『体幹リズム法を行う』で
レベル5が『音程を取る力を強化する』で
レベル6が『ブレス(息つぎ)を意識する』で
レベル7が『語尾をカウントして伸ばす』で
レベル8が『ロングトーンを徹底して鍛える』です。
レベル9が『耳を鍛え直す』です。
では、レベル10はと申しますと…
表現力を養う基礎訓練をする
ということです。
「やっと表現力まできたよ~」
「でも、基礎訓練ってまた基礎なの?」
と思われた人もいらっしゃるかと思います。
しかし、またよ~く考えてみて頂きたいのは
表現力は応用力であり
応用力を発揮するためには基礎が重要
ということが、何の業界でも言えます。
「基礎ばっかじゃん!(  ̄っ ̄)」
という意見も聞こえてきそうですが
その基礎訓練こそが
必ず雰囲気作りに役立つということが
言える訳でござます!!
ですから、「自分には表現力が足りないなぁ…」
と感じているヴォーカリストさんがいらっしゃいまっしたら
才能がないのではなく
表現力の基礎訓練が足りないだけ
と、自分を言い聞かせて
今日からワタクシの言葉を信じて
一緒にトレーニングに励みましょう☆
では、表現力をつけるために
何をするのが良いのか?
具体的な練習方法は何か?
ここが皆さんの一番知りたいことだと思います。
いきなり結論からお答えしてしまいましょう!
具体的な練習方法は…
今まで読まれてきた
レベル1~9までのことを
毎日ひたすら練習する
(できれば、毎日1時間みっちりと)
「えぇ~そんなんで表現力つくの?」
応用は基礎の上に成り立つ
と、先ほどワタクシが説明致しましたよね?
「読んだよ!(  ̄っ ̄)」
つまり、表現力というのは
歌の応用編
ということなのです。
ですから、基礎ができていないのに
いくら表現力の練習をされても
本末転倒な結果を招いている
ということが言える訳です。
これもよくワタクシが
ヴォーカリストさんにアドバイスすることですが
歌のレベルを上げたいのなら…
歌の基礎というものの
根底のレベルを底上げする
つまり、体力的な問題の人には…
基礎体力をアップさせましょう!
逆に、発生が思うように行かない人には…
腹式リップロールをやりましょう! という感じに
色々とアドバイスをして
基礎的な底力をアップしてもらいます☆
今のままのやり方・進め方をしていたら
結局はず~っと今のままの可能性が高く
今の自分に納得できていない人なら
その嫌な自分がず~っと自分のまま…
どうでしょうか?
昨日も言いましたが
人間は意識して変わろうとしないと
ず~っと変わらないで人生を終える
という生き物なのです。
別に、哲学や道徳を
説こうとしている訳ではございません。
ただ、歌の練習をする時に意識して
ちょっとだけ進め方を変えてみたら
着実に歌が良くなってくる
という効果を実感できるとワタクシは考えています!
歌の雰囲気は作るというよりも…
基礎をしっかりと身につけて
こういった細かな所を意識すると
自然と雰囲気が出てしまう
というのがある訳でございます☆
従って、耳を鍛え直したらやることは…
表現力を鍛える基礎訓練をする
ということをやるべきです♪
今日の研究レポートはここまでです。