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さらに具体的な語尾カウント法

今日は
さらに具体的な語尾カウント法
について研究したいと思います。


10段階の基礎訓練について
このブログを通して
ひとつずつご紹介してきました。
(分からない方は過去記事を参照して下さいね)

videomarketing.hatenadiary.com


本日は、さらに1歩突っ込んだ
語尾カウント法について研究したいと思います。


ヴォーカリストさんの中で
歌の語尾をあまり(全く)意識しないで
伸ばしまくって気持ちよくなっている

という人はいらっしゃいますか?


その気持ち良さある意味ヤバい
のですが、プロデューサーをつけていないという
ヴォーカリストさんは
そうしてしまってもしょうがない
のでございます。


なぜならば、普段の練習やライヴ
さらに、レコーディングでも
語尾もそれほど…
自分の耳に入ってこない
という理由だからでございます。


どうしてあまり入ってこないのか?と申しますと
ブレスと同様
声を出す方ばかりに耳が行き
語尾は意識しにくい(意識しない)

からです…(;´▽`A``


逆に言いますと、耳が行ってないだけで
普段から何やらやっちゃっている
という状態になっている可能性が高いです。


「じゃあ、その改善方法は?( ̄_ ̄ i)」
と思われた人もいらしゃるでしょう!


では、その方法を
ここで詳しく説明させて頂きます。


では前回と同様に
まず、自分の声を録音できる機材
メトロノーム
をご用意してから下記をお読み下さい。


この2つを用意していないと
今から説明する語尾カウント法
あまり意味のない練習になってしまう
という理由からです。


まずは、自分の声を録音できる機材
メトロノームを用意しましょう!


ここでも昨日と同様、お勧めは
MIDI機能が装備されているPCです。


ワタクシも使っているのですが
Macintosh(マッキントッシュ)なら
この2つの機能が初期装備で付いていますよ。


用意ができたら、語尾カウント法の手順をご説明致します。
(上記2つを用意できた前提で書いています)


 1、録音機をREC状態にする

 2、メトロノームを自分の練習曲のテンポにする

 3、そのテンポをひたすらカウントしまくる

 4、丸々1曲カウントし終わったら少し休む

 5、そしてまた同じように1曲カウントしまくる


この方法のポイントは…
無意識にカウントできるようになるまで
何回も何回もカウントしまくる

というところでございます。


意識してカウントしている内は
そちらに頭が行ってしまい
自然な歌が歌えないはず
なので、ご注意下さいませ(*゚.゚)ゞ


語尾カウントが上手くできていないという人の
その原因のほとんどが…
歌を歌ってる時に
同時進行で無意識に
小節や拍数をカウントしていない

という場合が実は多いのです!


従って、上記のやり方が
ちょっと地味過ぎるやり方なのですが
歌う(声を出す)方ばかりに耳が行き
カウントに意識があまり行っていない方には

いちばん効果があるとワタクシは考えております!


それから、毎回書かせて頂きますが
基礎訓練で大切なこと
何でも試し色々と工夫してみること
自分に合ったやり方を見つけること
繰り返し同じ時間毎日続けること
でございます。


語尾カウント法の手順を
知ったから大丈夫(ひとまず安心)

ということではありませんので
必ずご自身で試してみて下さいね。


知って安心してしまうよりも
不安でも自分に適したやり方を
常に探し続ける
という方が
何倍も大切なことだと思います。


少々突っ込んで言わせて頂きますと
まれに、ちょっと知っただけで
すぐに自分のものにした
と思ってしまう
ヴォーカリストさんもいらっしゃいますので
どうかお気を付け下さいませ。


もし頭でっかちになってしまいそうな時は
どうか上記の3つを思い出し
試行錯誤を繰り返して頂きたいです♪



今日の研究レポートはここまでです。


  MUSIC PLANETボーカルオーディション2018