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喉の病気

今日は 喉の病気 について研究したいと思います。


歌が上手くなるためには、絶対に練習をすることが必要になってきます。


そのためには、どうしても日常生活では使わないような声の出し方や大きさを必要とします。


声の酷使による 喉の疲れ や 声帯の病気 などが伴ってくる場合があります。


大切なのは 「あれ?喉がおかしいな…」 と感じたら 「これは疲れか?それとも病気か?」 と
すぐ気づき 判断する知識 を持っていることだとワタクシは思います。


今日は、喉の病気にはどんなものがあるのかを研究していきましょう!


急性声帯炎
怒鳴ったり歌い過ぎたりしたあと、のどが痛み声がかれたりします。
かぜが原因の場合、鼻・扁桃腺・気管・気管支などもおかされ、熱が出て体がだるく なります。
声帯は赤くはれ厚くなったり青白くむくむこともあります。
しわがれ声になるとともに軽い場合でも細い声が出なくなります。
炎症が表面の粘膜から筋層に及びますと、声帯筋まひが起こり
発生のときに両方の声帯間にすき間ができて空気がもれ声がよけいにかすれます。


慢性声帯炎
かぜがなおらないうちに声を使いすぎたり、せきが出るのにタバコを吸う人、また職業上
どうしても声を使わなければならない人(声楽家や俳優、外交、営業・販売などを仕事としている人)は
慢性声帯炎になりがちです。
慢性の声帯炎になると、声帯は厚くかたくなり、ふちに小さないぼ(結節)やポリープができます。
また、声帯表面に分泌物がつき、かわいてかさぶたをつくることもあり
咳払いをするとこれが取れて突然声が出たりします。
なにかものが引っかかっているような感じ(異物感)がするので
それを取ろうとして絶えず咳払いをしていると、摩擦刺激のため、かえって悪くなり
異物感がいっそう強まってしまいます。


声帯粘膜下出血
声帯が突然真っ赤になります。
片方に起こることが多いです。
咳払いや、咳をしたあとに 起こることも多いです。
女性で生理の前から生理中に起きることが多いです。
出血の程度にもよりますが、声帯全面が広く出血を起こすと1週間から2週間声が出なくなることがあります。


声帯結節
これは発声時にもっとも声帯の振幅が起こりやすい、声帯のほぼ中央部に(前から約1/3の所)
できた両側性の隆起を言います。
声を過度に使う歌手、声楽家、教員にできやすく『謡人結節』とも言います。
声帯を見ると両側に、たいてい左右対称に、ぽつんとふたつの隆起が見え
そのために声帯が発声時に完全に閉鎖しない状態になっています。
正常なら声帯はきちんと閉鎖されて、その振動によって声を出します。
これがある限りはきれいな声は出ず、(閉鎖しないので)いわゆるハスキーボイスとなります。
幼児に出来やすいのですが(小児結節)この場合は自然に消失することがあります。
思春期で声変わりのときに自然消失することが多いようです。
しかし大人が一度かかったら気をつけずに声を使う限りは消失は難しいと言われています。
声帯ポリープが左右に出来たと言う状態(語弊はあっても)でしょう。


声帯ポリープ
声帯が震えることと後きちんと閉鎖した上で震えることできれいな声がでます。
しかし、ここのポリープ、つまり声帯の突出物があると声帯がきれいに閉じず
嗄声という『声の嗄れ』が起こります。
声を出せない、きれいな声が出ないのは『発声障害』ですがそのひとつの原因疾患がこれです。
左右どちらか、あるいは少ないながら両方に米粒のような突出ができて閉じなくなる状態です。
原因は一番はじめに何らかの炎症により、声帯の粘膜上皮下に出血がおこります。
これは炎症により、たとえば性喉頭炎などで粘膜が充血してるときあるいは大声の張り上げによって
または声帯の激しい振動によって起こると言われています。
そのとき粘膜上皮下の血管が敗れますが、一番表面の声帯上皮が強靭なために破れ難く
結局その上皮の下に、まず血腫をつくります。
これが原因ではないかと言われています。

要するに原因は炎症か声の張り上げ過ぎということになるでしょう。その後放置して
その声がでにくいかな?と思ったまま同じように、大声を出してきたのかもしれない
ですね。

この場合初期なら血腫吸収される場合もありますが
永久的にこの血腫がそこに滞在するとなると、色もだんだん白っぽくなる場合もあったり
赤いままのものも(血腫ですから)あるなどさまざまです。
これが声帯ポリープと言われています。


という感じで、喉(声)の病気について調べてきました。


では、このような病気を避けるためにはどうケアしたら良いのか?


【声のケア】
声帯は筋肉でできていて、体が眠ってしまうとすぐには調子がでません。
うたた寝したら声が出にくくなった という経験はありませんでしょうか?
寝たら声が出にくい という症状は病気でもなんでもなく
声帯が筋肉なので、寝たら筋肉(声帯)が鈍ったということになります。
なので、うたた寝して再び声帯が寝てしまったら起こし直さないとならないのです。
手っ取り早い方法は、低い音でハミング することです。
「んー」という音で鼻の粘膜を暖めるように行います。
体と同じで準備体操をしないで運動する(声を出す)と
声帯を痛める原因になりますのでご注意ください。

そして、1日声を出し続けた日は、クールダウンも必要です。
声帯周辺や首の回りの筋肉をほぐしましょう。
エアコンなどで乾燥 した環境で話し続けた後は、すぐにマスクや蒸しタオルで保湿します。
寝る時にもマスクをしておくと、ちょうどいい保湿になり、風邪、鼻炎の予防にも効果的です。
また、首にうすいガーゼ状のスカーフを巻いて寝ると声帯の冷えを防げます。


それから、声帯は 起きている間はいつでも声が出るよう準備しているため
身体が眠らないと声帯が休めない という仕組みになっています。
そして、声に出さず活字を読むだけでも声帯は反応し動いている そうです。


色々と調べてまいりまいたが、お役に立ちそうな情報はありましたでしょうか?


声(喉)の病気に気をつけて、音楽(ヴォーカル)ライフをエンジョイして下さいませ♪



今日の研究レポートはここまでです。


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