どのくらいの練習量が良いか
今回は
どのくらいの練習量が良いか
について研究したいと思います。
"歌が上手くなりたい" という想いで
毎日練習を重ねるのだと思います。
でも "物事にはバランスが大事" で
"やれば良い" という訳ではありません。
もしかすると、ご自分の練習量が
気づかないうちに
オーバーワークになっている
可能性があるかもしれません。
"練習すれば上手くなる" と言っても
練習量にも限度がありますので
限度を超えれば故障もしてしまう
という訳です。
では、その限度を超えないために…
どのくらいの練習量が適切か?
について考えていきたいと思います。
一般的に言われている適量は…
ちょっと疲れてきたなと
感じたラインのちょっとあと
だとされております。
つまり、もっと簡単に言ってしまうと
ムリも "ちょっとだけ" ということです。
「それじゃダメでしょ」と思われるんですが
でも、喉は想像以上にデリケートなんです。
もう、これ以上は声が出ないくらいに
限界まで声を出してしまうと
本調子に戻るのに個人差はあれど
長くて1週間くらいかかる
ということがわかっております。
実際に "歌=声" なので…
声がつぶれてしまったら
歌を歌うどころではなくなる
ということが言える訳ですね。
ワタクシでしたら "1日30分" と
練習時間というよりは
制限時間という感覚で捉えて
オーバーワークにならないように
自己管理を徹底したいと思います。
もしかしたら "あなた" の場合は
まだ始めたばかりなので
1日10分がちょうど良い長さ
かもしれませんので調べる必要有りです。
何でも自分に合った練習量で行う!
という "考え方" がワタクシの持論です。
こういう書き方が正しいか分かりませんが
練習の仕方も量も人のマネで
ご自分の歌が歌えていると思うのは
人のフンドシで相撲を取るようなもの
のではないでしょうか。
でも、あれですよ
"練習=限界まで" って訳じゃないですよw
色々と研究してみた結果…
人間は自分の限界に挑むことで
己の力が飛躍する生き物であるが
その限界を超えてしまうと
飛躍どころか故障してしまう
という何とも不完全な性質があります。
実際に、ライヴ前に練習し過ぎて
"声の調子が悪い" という人もいますし。
なので、どんなに歌の練習を重ねても…
練習のしすぎなどで声自体が
完全に回復していなかったら
ザルで水を一生懸命にすくうのと同じ
ということが共通して言える訳ですね。
なので、皆さんは歌の練習をする際には
今の自分の練習量は
本当に自分に適しているのか?
ということを気にしてやっていきましょう。
実際に、プロヴォーカリストさんでも
休めることも練習の一環である
と冷静に対処している人もいると聞きます。
やはり、練習のしすぎで声をつぶしては
良い歌を歌う以前の問題になりますからね♪
今日の研究はここまでです。