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カヴァー曲から学ぶ

今回は
カヴァー曲から学ぶ
について研究したいと思います。


"カヴァー曲" とは、他のオリジナルを
他のアーティストが歌って販売すること。


表記は "カバー曲" とも書きまして
"アレンジ" がオリジナルと違うことも。
(そのため好きじゃない人もいます)


ひとつハッキリさせておきますと
カラオケやご自分のライヴで
勝手に歌っているのはコピー

というふうに呼ばれております。


"何が違うのか?" を調べてみたところ…
ご本人に許可を取っていないと
カヴァーではなくコピーと見なされる

場合が多いとされています。


まぁ要するに、ブランド商品と同じで
そのブランドの許可なく勝手に作った
商品をコピー商品と呼ぶのと同じ

というくくりになっております。


今回はそういった著作権的なことは置いといて…
オリジナルアーティストの歌い方と
それをカヴァーしているアーティスト

の歌い方の違いから学べることがあります。


オリジナル楽曲と違って聴こえるのは
やはり "歌っている人が違う" からですね。


「オリジナルの方がいいよ~」ではなく
歌い手が違うと学べることがありますよです。


では、なぜ歌い手が違うと学べるのかですが…
まず歌声が違うのは当たり前ですが
発声方法も違えば呼吸法も違い
感情表現の違いも何もかも
その人の個体差として出てくる

からだということからです。


ただ "カヴァー曲" のちょっとした問題は…
盤権などの都合により
まったく同じアレンジのものが
あまり存在しないので比べにくい

といった点でしょうかね。


なので "歌だけを比較" するのが困難で
最初のうちはその違いが
歌っているアーティストなのか
アレンジの違いなのかわからない

というところです。


たしかに "アレンジが変わったら" 曲は…
まったく別の違った曲に聴こえ
歌だけを純粋に比較するのが難しい

ことになってしまうでしょう。


歌い手の歌い方で歌の雰囲気を変える!
という "考え方" がワタクシの持論です。


なので、ちょっと苦労しますが
まったく同じアレンジの作品はムリでも
せめてジャンルだけ一緒のカバー曲を
見つけて徹底的に分析してみる

ことをしてみますと勉強になると思います。


あと、普段やっているかもしれませんが…
カラオケに行ってご自分が歌うとき
それをレコーダーに録音しておいて
あとで原曲と比較検討してみる

という方法です。


おそらく、本気でプロを目指している人なら
"このやり方" をしている思います。


ご自分の感覚と客観的な感覚の擦り合わせで
そのギャップが埋まれば埋まるほど
歌はドンドン良くなっていく

とされております。


ですから、あなたの歌い方をカヴァーと見立て
カラオケで歌って録音した曲を
発声方法・呼吸方法・表現方法の
最低でも3つの項目を比較する

ことが大事になってくる訳ですね。


ただ、ここでひとつ注意することが…
オリジナル楽曲の歌い方に
近づけて似せるということではない

というところを十分気をつけましょう。


あくまでも、歌い方を比較するという点で
聴き比べるということがもっとも重要ですね♪



今日の研究はここまでです。