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似ている所と似させない所

今回は
似ている所と似させない所
というテーマで研究したいと思います。


ものまねという歌のジャンルがありますが
違う人がどれだけ本人と似ているか
それを楽しむエンターテイメント

がものまねの歌の醍醐味です。


ものまねというのは…
1人1人違うハズの声帯で
なぜか不思議と同じような声が出る

というところに神業的なものを感じます。


同じようなと書いたのには理由があり
例え聴覚的には似ていても
声紋レベルでいくと違う声になる

ということが言えるからなんですね。


つまり、全く違う声紋であるにも関わらず
なぜか不思議と同じように聴こえる
歌声やしゃべり声が出せる

というところを楽しむモノなんですよ。


「どれだけ似ているか?」というのが
結果的にも大事な分野になってきます。


では逆に、アーティストの歌声というのは…
同じような楽曲にも関わらず
まったく違って聴こえる

というのがとても大事になってきます。


同じような楽曲というのは
同じジャンル内の音楽だったり
コード進行や曲構成が似ていたり

という意味です。


音楽というのは、数学的要素があるため
確率論的な観点から考えると
どうしても似ている曲になってしまう

ということも言える訳なんですね。


だって、発見されているコードを使って
みなさんが同じコードを使って
同じような構成で演奏する

結果的に似てしまっても仕方がないのです。


だから、オリジナリティに飛んでいる作品は
それだけ賞賛され評価されて
オリジナリティが出てる作品はスゴい

ということになる訳なんです。


それに、今の時代は…
コピペ時代のため
なおさらオリジナリティはスゴい

ということになってきます。


だから、ヴォーカリストさんにも
誰にもあまり似ていない歌い方で
ご自分のブランドを確立する

ことが必要不可欠になってくるという訳です。


つまり、いくら歌がうまくなったとしても…
アーティストとしてやるなら
他とあまり似ていない方が成功する

ということが言える訳なんです。


あまりと言ってるのには理由がありまして…
売れている歌声を研究していくと
全員にある共通点が見つかる

ことに気づいたりしちゃいます。


この共通点が似てもいいところであり
共通していないのが似てはダメなところです♪



今日の教訓:
売れている歌声には共通点がある
まずはその共通点を発見すべし


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