歌詞で歌う前にやることがある
実践的な歌唱論を学んでいく際に
歌詞で歌う前にやることがある
ということを本日は研究してまいります。
こういうふうに書きますと中には「えっ?」っと
つまり「意味が分からないんですけど…」と
困惑してしまう方々もいらっしゃるようですが
曲を歌う場合 特にオリジナル曲では
最初から歌詞でいきなり歌うのではなく
メロディに対してのリズムの取り方や
ブレスの位置をちゃんと決めてから
最後に歌詞に代えて歌うことが大切です。
休符は休みではなく声に出さないだけ と
よく言われておりまして プロのヴォーカリストは
音符以外の休符の部分は 休みではなくて…
声に出して(発声して)いないだけで
実は 心の中や感覚的には歌っている
つまり 休符も演奏(歌って)している
ということが とても大切になってきます。
(ココがプロとアマの分かれ目でもあります)
では 発声しない休符をどうやって感じたらいいか
まず最初は 音符を『タ』休符を『ン』で歌って
メロディー部分がどういうリズムで出来ているか
その際に 休符部分の『ン』を強調して
音符よりも休符を演奏するように歌う
ということを ひたすら練習する訳ですね。
(ココも "分かる人に指導" してもらいます)
普通に考えてみましたら 歌詞に対してのリズム
の取り方&感じ方が分かっていないのに
分からないことに対して正解を出すのは難しく
だから 最初 いきなり歌詞では歌わず
分かる人にまず原子(リズムやブレス)
を細かく判断してもらって正解を知る
という部分から始めるのが近道だと感じます。
ちなみに、休符が演奏できるようになると
歌とダンスをキュッと引き締められます♪
今日の教訓:
オリジナル曲を歌うときには特に
いきなり歌詞で歌うことは避けて
リズムとブレスの取り方を決める
【広瀬香美】あいみょんさんのマリーゴールド歌ってみた【※休符のマジシャン】