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よく使われるリズム用語

今日は
よく使われるリズム用語
について研究したいと思います。


では、早速用語の説明と参りましょう(°∀°)b


【シンコペ】
 これはシンコペーションの略です。

 シンコペーションとは
 音符がタイやスラーなのでつながって
 リズムが伸びたり小節をまたいだりします。

 ブラックミュージックができた以降に
 このシンコペが多用されるようになりました。

 現在の音楽ジャンルでは
 なくてはならないものになりました。


【もたる(もたっている)】
 リズムがだらしなく
 テンポに対して遅れ気味になることです。

 ルーズになるとも同じ意味で使われます。


【つっこむ(つっこんでいる)】
 もたるの反対の意味で
 リズムがせわしなく早くなってることです。

 喰っているとも同じ意味で使われます。

 「ちょっとつっこんでるね」と言われたら
 リズムが正確ではなく早くなっているという意味。


【タイト】
 文字通り、リズムが締まって聴こえる状態。

 その原因は”休符”にあります。

 ファンクなどのジャンルは
 ”休符を演奏する音楽”と呼ばれており
 いかにタイトにまとめるか?が決め手になります。


【前に・後ろに】
 テンポに対して寸分の狂いもなく
 ビート(リズム)が刻まれていることを
 ”ジャスト”と呼ぶのに対して
 それを基準と考え、ビートが早く刻まれることを
 ”前”と言い、逆に遅く刻まれることを”後ろ”
 というふうに言います。

 ジャンルによっては
 ジャストに刻まない方が良いとされている
 ものもあるので、是非探してみましょう!


【よれる(よれている)】
 一般的には、リズム隊(ドラム・ベース)の
 アンサンブル(演奏)が合っていないことを言います。

 そこから転じて、他のパートでも
 リズムが一定でなかったり
 演奏がふらついている時に使う用語です。

 「リズムがよれてるよ」という感じで使います。


【裏がある・ない】
 リズムの取り方に休符がしっかりあることを
 ”裏がある”と言い
 逆にちゃんと休符がないことを
 ”裏がない”というふうに言います。

 リズムの取り方に休符がないと
 裏のアクセントが弱くなってしまい
 だらしなく聴こえてしまうという悪影響が起こります。

 リズム音痴の人は
 この”裏がある・ない”が原因のひとつ
 というふうに言われています。


【跳ねる(跳ねている)】
 主に”シャッフルビート”のことを言います。

 3連符の「タッタタタッタタタッタタタ…」というのが
 8ビートなどの「タタタタタタタタ…」に比べると
 弾んで聴こえるためこう言います。


【軽い・重い】
 リズムが軽快なことを言います。

 音色が軽いという意味ではなく
 休符を多用して軽快なリズムを奏でている
 という意味で使うことが多いです。

 その逆を重いと言います。


【ハマる】
 「リズムがハマる」というふうに使い
 リズムがそのジャンルに適合するように
 ピタッと刻まれた時にこう言います。

 ドラムとベースがピタッと合った時や
 他のパートのキメがカッチリ決まった時にも
 この用語を使います。

 要は”フィットしている”という意味です。


以上がだいたいのリズム用語です。


リズム用語が理解できていると
普段の練習スタジオやレコーディング時
ライヴのリハーサルの時でも
作業がスムーズに進むことに
一役買ってくれることは間違いありません。


説明書きの部分を
ひと言で理解させて(伝えて)くれる
というのが用語の良い点でございます。


この用語はプロの世界でも通用しますので
是非マスターして音楽活動に活かしましょう♪



今日の研究レポートはここまでです。