音楽芸能ブログ〜音楽・芸能活動に役立つ研究レポート

芸能活動(特に音楽活動)に役立つ情報を 無料公開中!

なぜリズム音痴なのか

今日は
なぜリズム音痴なのか
について研究したいと思います。


リズム音痴を克服するために
どうしてリズム音痴なのか?
ということを知っておく必要があります。


何事もそうだと思いますが
原因が分からなければ
改善のしようがない

だとワタクシは思っています。


今日の研究レポートは
リズム音痴の人に向けて報告しておりますので
「自分はリズム音痴じゃない!」と思っている人には
あまり参考にならないレポートかもしれません。


リズム感を良くするレポートではありませんので
予めご了承下さいませ☆


さて、色々と調べていくうちに
リズム音痴にも2通りある ことが
わかってきました。


まずは…『運動性によるリズム音痴


これはどういうものかと申しますと
本人はリズム・テンポともに
頭と耳ではわかっているのだが
いざ身体でリズムを取ってみようとすると
リズムが取れない(身体が動かない)
という症状のことを指しています。


そして…『感受性によるリズム音痴


これはどういうものかと申しますと
運動性とは逆で、本人がリズム・テンポともに
頭と耳でもわかっておらず
身体でリズムも取ることができない

という症状のことを指しています。


この2つのリズム音痴
改善する対処法が違う とのことです。


これは大事ですねっ!


なぜなら、間違った対処法で練習していても
結果が伴わず時間のムダ
になってしまいますからねっ!


まずは、ご自分がどちらのタイプなのか
しっかりと把握してから
レーニングに励みましょう!


『運動性によるリズム音痴の対処法は…
とにかく身体を動かす という方法です。


頭と耳ではリズムやテンポが
理解できている訳ですから
「なぜリズム音痴なんだろう…」
と考えているだけ時間のムダになります。


ですから、とにかく身体を動かし
頭と身体の神経をつなぐ
という作業に没頭することが効果的です。


そのために、リズム音痴ではない人に
監修(コーチ)を頼んでみましょう!


わかっている人に判断してもらうのが
やはり1番の近道です。


自分の音痴は『運動性』の方なのか
それとも『感受性』の方なのか…


これが特定できただけでも
克服するための強力な道しるべになります。


次に『感受性によるリズム音痴の対処法は…
身体は動かさず、ムリに取ろうとせず
リズムの構造(リズムとは何か?)
について1から理解する
という方法です。


これは、頭や耳でリズムを捉えていないことから
まずは「リズムとは何か?」ということを
感覚的に捉える訓練が必要
という理由から、この方法が効果的です。


リズムを取るとは何か?という基礎中の基礎から
テンポとは何か?最終的にグルーヴとは何か?
について、ピンからキリまで
しっかりと理解できてから
身体を動かす方が近道だと言えます。


「そんな当たり前のことかよっ!(  ̄っ ̄)」
と思った方もいらっしゃるかもしれません。


でも、よ~く思い出してみて下さい。


リズム音痴を直すとか、リズム感を良くすると言い
いきなりクリックに合わせ手を叩いて…という
練習法を実施している方がいらっしゃいます。


しかし、上記にあげた通り
ご自分がどちらのタイプかということを
しっかり把握してから練習しないと

効果的な結果は得られない
ということが言える訳ですね。


リズムはわかっているけど取れない
『運動性によるもの』なのか、はたまた
リズムが聴き取れないという
『感受性によるもの』なのかということです。


または、「人に見てもらうのは恥ずかしいから」
「できない自分を見せるのがカッコ悪いから」

という理由で、できてる気になっていませんか?


それと、「歌っていれば自然と良くなる」
「楽器の基礎練習をしているから大丈夫」

と勝手に思っている方はいらっしゃいませんか?


前にも報告させて頂きましたが
歌や楽器の基礎練習と
リズムの基礎練習は全くもって別個なので

独立してリズムの基礎練習をする
ということが必要になってくる訳です。


「音痴を克服したい!」と本当に思っているなら
ご自分がどちらのリズム音痴なのかを
まずじっくり判断してみて下さい♪



今日の研究レポートはここまでです。