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感受性リズム音痴 応用編

今日は
感受性リズム音痴 応用編
について研究したいと思います。


前回レポートした基礎編
多くの方々に読んで頂きまして
いつもながら誠にありがとうございます!


本日はその応用編でございます。


「リズムを良くするためにメトロノーム買ったよ」
という人はいらっしゃいますでしょうか?


以前買われた物でも全然構いません☆


今日はそれが役立つ時がやって参りました!


しかし、クリックに合わせて手を叩く
という方法ではございませんのでご安心を(^∇^)


あの練習法は退屈でつまらないですからね(笑)


まず、感受性リズム音痴の方が
陥ってしまっているのが…
音楽を聴いた(演奏する)ときに
曲に隠れていて見えない(聴こえない)
クリック音を感じることができていない

という症状なんですね!


リズム音痴ではない人
この隠れているクリック音が
全員聴こえている
ので
その音楽のテンポに合わせて
手を叩いたり、リズムを刻んだり
ということができる訳なのです。


「嘘だ!」っと思ったら
リズム音痴じゃない人をつかまえて…
「この曲のテンポに合わせて手を叩いてみて?」
というふうに質問してみて下さい。


きっと叩けると思います。


なので、ここから転じて…
感受性リズム音痴で悩んでいる人は
まずはこの能力を身につける
ところから始めると良い訳ですね!


そのために、メトロノームを使います。


使い方は…
何でも良いので自分の好きな音楽を流し
その音楽をかけたままにして
メトロノームのテンポ数値を変えながら
ピッタリとクリック音(テンポ)を合わせる

ということを行います。


実は、このクリック音こそ…
本来は聴こえないクリック音
というものなのです!


例えば、自分の好きな曲が
(曲は好きだけどテンポはいくつか知らない)
仮に BPM(テンポ)128 だったとします。


BPM128 とは知らないで
メトロノームでテンポを探っていきます。


テンポというのは
もの凄く精密なものですから
BPMが128の楽曲なのに
BPM129 あたりで「これで正解だろう…」
というふうにして、安心なんかしていると
「あれれ?曲とクリック音がズレてきたぞ!?」
という現象が起こってくる訳です。


ですから、この方法を行うことで…
集中し何度も聴き直し
意識と耳を鍛えることによって
感受性リズム音痴が改善されていく

ということになる訳です。


「いきなり最初っからはムリだよ~(゜д゜;)」
っとお嘆きになっている方がいらっしゃいましたら
予めテンポがわかっている曲を用意し
そのテンポに合わせて
クリックを鳴らしてみる

というやり方も実は効果があります!


この訓練を何回も何回も繰り返すことにより…
「みんなこのクリック音が想像の中で鳴ってるんだ」
という感覚が身についてきて
リズムを捉えるという意味が
ハッキリと理解できる
訳です。


メトロノームを持っていても
ただスイッチを入れ
ただクリック音に合わせて
手を叩いているだけでは
リズム音痴は克服できません!

というのがワタクシの考えであり
指導方針でございます♪


今日の研究レポートはここまでです。