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ライヴに映像を多用する

本日のアーティスト論は…
ライヴに映像を多用する
というテーマで研究したいと思います。


アーティストの方々にとって音楽の質
つまり、作品のクオリティを気にする人は
かなり多いんですがライヴをする際に
音楽以外の演出面(世界観)を出す

ことを気にしている人は意外に少ないです。


その証拠と言うのも何なんですが
対バン形式でライヴを行う際、転換のとき
ダラダラとセットチェンジをして
来てくれているお客さんを持て余す

アーティストが多いのが現状です。


ワタクシも同じ考え方だったんですが
転換しているんだから仕方がないという考え
つまり、こちらの都合に人を合わせると
いつまで経ってもファンは増えない

という危機意識が足りませんでした。


ライヴハウスに来ているお客さんにとっては
転換の時間でさえ貴重な時間であると考えて
いかにしてその時間を退屈させないか
どうやったら自分のファンにできるか

をもっとメインに活動した方がよい訳です。


ワタクシの場合、演奏陣が準備をしている際
ヴォーカルだけは身体が空いていたので
ステージ上から会場にいるお客さんと
対話をしてコミュニケーションをとる

ということも試したりしていました。
(前のお客さんを逃がさないようにしてました)


そして、当時はできなかったことに映像があり
自分たちの準備ができるまでの間に
会場内に映像を流して場をつなぎ
お客さんのテンションをキープしておく

という方法がもっとも有効だと思います。
(現在なら比較的安価で映像が作れます)


できれば、ステージ上に暗幕をはって
準備している姿を見られないようにして、幕に
映像を投影するのがベストですが
ムリなら会場のモニターやテレビに映す

という方法でも効果はより高いと思います。


このように、ライヴのどの時間をとっても
お客さんにとって、退屈することがない時間とし
メンバーのオフショット映像や趣味嗜好
人柄などが分かる演出を映像でする

このことにより他とは差別化ができる訳です。


ちなみに、対バン形式に出るバンドさんは
ライヴの演出上の差はほとんどありません♪


今日の教訓:
転換の最中もお客さんにとっては
大切な時間を費やして来ている