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照明での演出を意識する

本日のアーティスト論は…
照明での演出を意識する
というテーマで研究したいと思います。


音楽をやっている人たちは、音楽の品質
つまり、楽曲のクオリティを意識しますが
ライヴで発表する際にそこに固執
SHOWとしての演出を忘れてしまう

という傾向が強く出てしまいます。


ライヴを行う場合には、セットリストという
一般的には『曲順表』と言われている用紙に
曲先行(曲先)なのか板付きなのか
MCの箇所や音響・照明への要望など

曲の順番以外にもこと細かく記入します。


最初の頃は、セットリストを渡されても
曲順とMCの箇所だけ記入したら完了と思い
音響と照明に関しての記入欄には
「お任せします」や無記入だったりする

という人が多いと伺っております。


しかし、ライヴとは最初から最後までの
一連の流れ(SHOW)がとても大事ですので
歌のうまさや演奏力の高さと同じように
SHOWとしての完成度の高さも重要

だということが言えると思います。


これには、ワタクシも苦い経験があるんですが
照明の知識がないばっかりに、セットリストで
照明さんにお任せします!と書いても
初めましての照明さんには厳しい

ということに気づかずに書いていました。
(当日の照明さんは我々の曲を知りません)


ある程度の色味は出してもらえますが
完璧な世界観を表現するためのものではない
つまり、適当なSHOWをお客様に観せ
音楽以外のことには特に興味なし

というとても失礼なライヴを重ねていた訳です。
(無知というのは本当に怖いことです)


できればと言わず、必ずと言ってよいほど
音以外の演出、つまり照明のことも配慮して
あなたのアーティストとしての世界観を
完璧に表現して観客を満足させる

ということがとても大事だと思います。


ライヴは、視覚的・聴覚的・感覚的な要素の
視覚的な部分が一番大きいものですので
音のクオリティーは当然レベルにして
それ意外の視覚的な部分にこだわる

ことで他のアーティストに差がつけられます。


ちなみに、ライヴの照明器具に関して
植田尚樹さんのブログ をご紹介しておきます♪

uedanaoki.at.webry.info


今日の教訓:
ライヴとは視覚的要素が高いので
音以外の照明でも演出をする


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