アーティストはネガティビティを減らす
アーティスト論 というテーマの中から…
アーティストは
ネガティビティを減らす
という研究をしていきます。
ネガティビティ とは聞き慣れないですが
『否定的な心の状態』のことを指してまして
何かを観たり 何か聞いたりしても
まず最初に出る言葉や考えが…
否定的・批判的・評論的・文句
という「ダメ出し人間」のことだそうです。
(周囲の気分を悪くし害を与えます)
どんな人がネガティビティか? は
「物事をよく反芻する人」というのがあって
その物事に関して反芻する…
つまり 何度も繰り返し考えていて
そのことにいつまでもこだわって
嫌だったこと ならなおさら苦い
味しか味わえないために
結果 否定的になる という訳です。
(一種の自己防衛本能だと思います)
人間の法則 というのがあるそうで
「その法則に従って」人は動いているため
相手から関心を向けられて
評価(定義)された特徴というのは
しだいに ドンドン強化されていく
という 法則を知っておく と
絶対にアーティストとして得になります。
なぜなら 例えば ご自分の評価が
否定的なヤツ というネガティブなのは
普段 人の悪口や文句・批判を
しているその内容に 周囲は
関心を向けて聞いていたとしても
あなたの文句や批判が正論でも
評価されて特徴づけられる時に
『批判的なヤツ』という一言で
まとめられてしまい その評価は
時間が経つに連れて強化される
ため『否定的なヤツ=ネガティビティ』
という人から支持されないし好かれない
最悪の評価につながってしまう訳ですね。
ちなみに、減らす と書いたのには
ちゃんとした理由がありまして
なくしてしまうと否定的な感情が
分からなくなってしまい 光には
必ず陰気な影の部分が必要で
その気持ちが分かるために少なくする
という意味になっております。
本日の研究成果:
アーティストもは陰な雰囲気を
全くなくす必要はないのだが
最終的な評価は陽でないと
うまくいかないため そのために
ネガティビティから改善していく
- 作者:マーティン・セリグマン
- 発売日: 2014/10/29
- メディア: 単行本