やりたいことと伝えたいことを具体的にする
アーティスト論 というテーマの中から…
やりたいことと
伝えたいことを具体的にする
という研究をしていきます。
音楽・芸能で何がしたいか? という
『単純明快な質問』 をすると、大半が…
そんなの簡単じゃん!
みんなを楽しませたいからだし
歌ったり演技している時が
楽しいし好きだからに決まってる
と 「多くが答える」 と思います。
(決して間違いではないですからね)
少し掘り下げまして 質問をしていくと
「どう楽しませたいか?」 ということになり
そんなの決まってるじゃん…
えっと、おもしろいとか 楽しいとか
自分の歌や演技を聴いたりして
感動してもらうことがしたい
という ちょっと曖昧なもの に
この段階で、大半がなってしまいます。
(ぼんやりとしたイメージでしかない訳です)
何が伝えたいのか? も一緒で
「具体的に伝えたいこと」 を準備して…
例えば 命の尊さを伝えたい!
であったら 毎年の自殺者の数や
それによって起こっている弊害
その人とつながっていた人たちの
悲しみや残された者の辛さなど
を 具体的に出して 伝える訳です。
(どうして自殺はいけないのか?など)
つまり 音楽・芸能を志す者なら
伝えたいことを 具体的に明確にして…
一度 そのことを伝えようと
活動を開始したら 例え1人でも
ずっとメッセージを発信し続けて
人々にどうなって欲しいか?
を 『音楽家なら音楽』 を通して伝える
それが音楽・芸能という職業の本質のため
ここがない方は仕事にできない訳です。
ちなみに、歌を歌う人 は歌手であり
メッセージを音楽で伝える人が
アーティストであるという位置づけ
ということを、忘れない方が良いですね。
本日の研究成果:
アーティストは やりたいことと
伝えたいことを具体的にしておき
そのメッセージが 例え届かなくても
最後の最後まで伝え続けること