ブレスを意識した後は…
今日は
ブレスを意識した後は…
について研究したいと思います。
前回の研究レポートでは
音程を直した後は…
ということをテーマに研究しました。
それに当たり、ワタクシの持論は…
ブレス(息つぎ)を意識する
ということが大切であると唱えました。
本日はレベル7についてご紹介致します!
レベル1が『言い訳しないでやる決意』で
レベル2が『基礎体力のトレーニン グ』で
レベル3が『腹式リップロールを行う』で
レベル4が『体幹リズム法を行う』で
レベル5が『音程を取る力を強化する』で
レベル6が『ブレス(息つぎ)を意識する』です。
では、レベル7はと申しますと…
『語尾をカウントして伸ばす』ということです。
「えっ!?また表現力とかじゃないの?」
と思われた人もいらっしゃるかと思います。
ブレスを意識した後は
語尾をカウントして伸ばすということで
表現力も一緒に磨ける
とワタクシは考えております。
では、なぜ語尾をカウントするのか?
カウントして伸ばすと何が起きるか?
ということをお答えしたいと思います。
実際に歌を歌う時って
「声を出すことだけにしか意識が行かない」
というヴォーカリストさんたちが多いと思います。
しかし、よ~く考えてみて下さい!
歌というのは、最後の最後まで歌う
というのが
当たり前だと思いますよね?普通?
そう思うなら答えは簡単で
語尾の最後の伸ばすことまでが歌
ということが言える訳です!
それから、人間は最後に見たもの
聴いたものが1番印象が残る訳なので
やはり”語尾の処理”ということが
とても大切になってくる訳です。
「適当に伸ばしておけばいいんじゃん?」
「息が苦しかったら切っても良いでしょ」
ということも思うかもしれません。
では、ゆったりとしたバラードで
息が苦しいからという理由で
プチっと語尾を切ってしまったら
歌の雰囲気はどうなるでしょうか?
逆に、ノリノリのアップテンポの曲で
気持ちが良いからという理由で
語尾を不必要に伸ばしていたら
歌の疾走感はどうなってしまうでしょうか?
ワタクシが歌のプロデュースを行う時
こういった細かい所を意識して
着実に雰囲気を作っていく
ということを実践していきます!
作るというよりも
こういった所を意識すると
自然と雰囲気が出る
というカラクリなのでございます☆
従って、ブレスを意識した次は
何をするかと申しますと
語尾をカウントして伸ばす
ということをやるべきです♪
今日の研究レポートはここまでです。