さらに具体的な耳の鍛え方 - 音楽芸能ブログ〜音楽・芸能活動に役立つ研究レポート

今日は
さらに具体的な耳の鍛え方
について研究したいと思います。

１０段階の基礎訓練について
このブログを通して
ひとつずつご紹介してきました。
(分からない方は過去記事を参照して下さいね)

本日は、さらに１歩突っ込んだ
耳の鍛え方について研究したいと思います。

まず、耳で注意しなければいけないのが…
急に良くなったりはしない
ということです。

正確に言いますと
聴力がアップする訳ではない
ということなんですねぇ(　ﾟ ▽ ﾟ ;)

では、なぜ耳が鍛えられるかと申しますと
耳自体を善くするというより…
聴き取る力を成長させる
ということな訳でございます。

はじめにお断りさせて頂きますが
この耳の鍛え方を行えば
難聴が治るとかではございませんので

どうか勘違いせずにお読み下さい(;´Д`)ノ

では早速、どうやって耳を鍛えるのか？
について簡単に説明しますと…

聴き取る部分に意識を集中する
という方法でございます(^ε^)♪

「また意識かよぉ～(￣∩￣#」
と思われた読者もいらっしゃるかと思いますが
音楽においては意識が大事
というのが、ワタクシのポリシーでございます！

「じゃあどうやって鍛えるの？(＾～＾)」
と思われた人もいらしゃるでしょう！

では、ここで詳しく説明させて頂きます。

本日用意して頂く道具は…
普段聴いているお好きな楽曲 です！

これひとつで、耳を鍛える練習ができます☆

それから、オプションとして
ヘッドフォンやイヤホンを用意するのも
ありだと思います。

あっ！ちゃんとスピーカーも用意して下さいね(笑)

ヘッドフォンやイヤホン、スピーカーのお勧めは…

音質を一切調整していない
フラットタイプのものです。

高音も中音も低音も
まったく調整していない
ダイレクトな音質のものが良い
ということを覚えておいて下さいねγ(▽´ )ﾂヾ( ｀▽)ゞ

では、耳を鍛える手順をご説明致します。

　１、自分の好きな音楽を流す

　２、普段通り何も考えずに音楽を聴く

　３、次に和音だけに意識を集中して聞く

　４、また普段通りの聴き方に戻る

　５、集中して・戻してを何回も繰り返す

この方法のポイントは…
意識を集中して・戻してを
何度も何度も繰り返し音楽を聴く
というところでございます。

とても単純で、かつ簡単なことなんですが
これが…意外と疲れる！

疲れてくると…
今まで聴こえていた音が
急に聴こえなくなったりする
ということが起こってきます。

実は、その症状こそが
普段聴こえていない音を聴く
という練習方法なのでございます！

実は、同じ音楽を聴いていても
自分が聴いている音と周囲が聴いている音には
若干の違いがある
という現象が起こっております。

これは、同じ作品を観て・聴いて
ひとりひとり違う感想を持つ
というのと同じことです。

なので、周りが聴こえてる音が
自分だけには聴こえていないということもあり
その逆のことも起こっているという訳です。

しかし、演奏されている音は同じなので
何が違うのかと申しますと
ただ、何の音を聴こうとしているのか？
という意識の問題ということになってきます！

同じ楽曲を何回も聴いたりしたり
違うオーディオやプレイヤーで再生したりすると
「あれ？こんな音が入ってたんだ？」
ということが起こったりするんですねっ(＾ε＾)

環境のせいもあるかと思いますが
それに関する意識が違う
というのが最大の理由になっている訳です☆

疲れてきたら耳を休めて
休まったらまた意識を集中して
聴く練習をするようにしましょう！

毎回書かせて頂いておりますが
基礎訓練で大切なことは
何でも試し色々と工夫してみること
自分に合ったやり方を見つけること
繰り返し同じ時間毎日続けること
でございます。

耳の鍛え方の手順を
知ったから大丈夫(ひとまず安心)
ということではありませんので
必ずご自身で試してみて下さいね。

知って安心してしまうよりも
不安でも自分に適したやり方を
常に探し続けるという方が
何倍も大切なことだと思います。

少々突っ込んで言わせて頂きますと
まれに、ちょっと知っただけで
すぐに自分のものにしたと思ってしまう
ヴォーカリストさんもいらっしゃいますので
どうかお気を付け下さいませ。

もし頭でっかちになってしまいそうな時は
どうか上記の３つを思い出し
試行錯誤を繰り返して頂きたいです♪

今日の研究レポートはここまでです。