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強弱やリズムの感覚がない

今回は
強弱とリズムの感覚がない
というテーマで研究したいと思います。


ワタクシはもともとがベーシストなので
リズムは音楽の重要なポジションで
もしかしたらメロディよりも大事

と考えている1人です。


これは歌を歌うときも同じことが言えまして
呼吸・発声・音程ばかり意識して
リズムがおろそかになってしまっている

ヴォーカリストさんをたくさん見ています。


タネ明かしをしますと…
歌があまりうまく聴こえない理由に
音程よりもリズムが甘いから

ということの要因はとても大きいです。


リズムというのは、実は…
アップテンポの曲よりも
ミディアム・スローテンポの方が
正確にとれることを要求される

のをご存知でしょうか。


これもネタバラしをすると…
アップテンポよりも
スローテンポの方が間隔が長く
その間隔の間を待ってないといけない

という理由からなんですね。


よく、テンポやリズムを考える際に
数学的な考え方をするとよい
と言われております。


手短かに説明しますと…
各テンポごとに点を打っていき
それを時間軸に載せてみる

ことによって間隔を見ることができます。


分かりやすく例えますと、60秒の中では
♩=60では60個の点が打てて
♩=120では倍の120個の点が打てる

という訳なんですね。


そして、同じ幅の紙に…
等間隔でこの点を書いてく場合
60個書くより120個書く方が
点と点の間隔を短くしないと

一列に書ききることができません。


そうすると、120個を一列に書いた方は
点と点の間隔が60個の方より
自然と短くなっている

という図が完成していないとおかしいのです。


このことを音楽に置き換えると
点と点はテンポの拍をあらわし
一列に並んだ直線は
小節ごとのリズムの感覚(間隔)

のことを示しています。


まぁ~リズム強化の方法は
そういった専門書を読んでもらえたら
事細かに書いてあったりしますので

ここではあえて割愛させて頂きますね。


従って、歌がうまくなりたいのなら
強弱とリズムの方を意識して練習しましょう♪



今日の教訓:
歌は呼吸・発声・音程だけでなく
強弱とリズムが大事と心得るべし