音楽芸能ブログ〜音楽・芸能活動に役立つ研究レポート

芸能活動(特に音楽活動)に役立つ情報を 無料公開中!

歌の基礎力を応用力に変えるには

実践的な歌唱論を学んでいく際に
歌の基礎力を応用力に変えるには
ということを本日は研究してまいります。


歌とダンスは特に基礎力が重要と 何度も
レポートしていますが「基礎が出来たら次は?」
という ご質問を頂いたりしておりますので…

基礎が出来たら次は その基礎力を
応用力へと変換できるように訓練する

ことが とても重要なカギとなってまいります。


応用って何?というご質問も頂いていますが
歌の応用力とは つまり…歌の表現力のことであり

音程やリズムの基礎力をフル活用して
あなただけの歌を表現するためのチカラ

が 歌の応用力ということになる訳ですね。


しかし この応用力というのは小手先のテクニック
つまりは 変な癖の歌い方やビブラートなどの
上っ面的な歌唱力ではなく 喉の奥を開いて…

まっすぐに出て来たその個性的な声質を
いかにして ダイレクトにリスナーの心へ
届けることが出来るか?というもの

この辺りを よく理解していないといけません。
(つまり "小手先のテクではない" 訳です)


一般的には シャクって歌ってみたり などの
『歌い方を装飾することが歌の応用力である』
とされていますが まったくの逆ということが言え

何も加工しないストレートな歌声を出し
その歌声をリスナーの心に届けるための
試行錯誤こそが『応用力』の賜物である

というのが ワタクシの長年の研究成果です。


即ち、歌の技術ではなくてリスナーの心に
届ける技術を『応用力』と呼ぶ訳ですね♪



今日の教訓:
うまく歌う為の技術は応用力ではない
リスナーの心に届けようとする技術の
試行錯誤こそが『応用力』である